HOME > ニュースページ > 台湾・香港 > 詳細

香港2013元旦大規模デモ 警察は最新監視車両

2012年12月21日
【新唐人2012年12月21日付ニュース】2013年の元日、香港では梁振英行政長官の退陣を求める大規模デモが行われる予定です。これをうけ、香港警察はデモ参加者を360度監視できる最新監視車両を出動するそうです。香港立法会議員は白色怖を作り出していると当局を非難しています。
 
メディアの報道によると、香港警察はデモに “天眼”と呼ばれる監視措置が取り付けられた最新車両を出動するそうです。車体の5か所に取り付けられた監視カメラで四方のデモ参加者を監視することができます。香港立法会の議員で、支聯会(香港市民支持愛国民主運動聯合会)の主席でもある李卓人さんは、デモは香港市民の基本的な権利であると強調し、当局は白色恐怖を作り出していると非難します。
 
香港市民支持愛国民主運動聯合会 李卓人主席
「彼らは市民のデモ参加を阻止したいのでしょう。我々は不満に思っています。警察はまるで独占国家のように最新技術で、市民を監視しようとしています。1984年のあの本に出てくる、いわゆる『アニキ』のように香港の小市民を監視したいのです」
 
また、香港では市民の不満が高まる一方で、梁振英行政長官の退陣を求める元日のデモにはさらに多くの市民が参加が見込まれる示し、警察当局には市民への監視をやめるよう呼びかけます。
 
香港市民支持愛国民主運動聯合会 李卓人主席
「彼らの思う通りにはならないでしょう。香港人は怖がったりしません。通る時は多分 多くの人がわざとカメラを遮ったりするでしょう。当局には群衆を挑発しないで、『天眼』監視をやめるよう望みます」
 
警察当局によると、今後の半年間で170台の天眼措置を搭載した車両を購入するそうです。しかし、デモに監視車両を出動させることについては否認しています。
 
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 

 

トップページへ